お問い合わせはなるべく電子メールでお願いいたします。
何卒ご理解ご協力をお願い申し上げます。
fulb@fulbright.or.jp
 
 

フルブライト日本同窓会は、フルブライト奨学金を得て
米国へ留学した皆様の同窓会です。

 
米国の故ウィリアム・フルブライト上院議員の働きかけにより発足したアメリカと諸外国との人的交流促進、相互理解を目的とした留学制度が「フルブライト交流事業」です。
 
この事業の一環として、当初はガリオア・プログラムとして1949年から1951年まで、約1,000名の日本人が米国へ留学しました。1951年には日米相互の人物交流に関する覚書が交わされ、1952年から「フルブライト交流事業」が始まりました。1952年以降今日まで、フルブライト・プログラムにより米国へ留学した日本人は約7,700名にのぼります。ガリオア・プログラムから通算すると約8,700名となります。
 
ノーベル賞受賞者をはじめ、学術、官界、ビジネス、医療、法曹、マスコミなど多様な分野で指導的な人材を多数輩出してきました。戦後日本の再建や国際化に多くの同窓生が重要な役割を果たしました。
 
当初は米国政府資金のみで運営されていましたが、1979年からは日米両国折半となり、運営主体として「日米教育委員会(JUSEC)」が設置されました。近年は日米相互に毎年40~50名ずつが留学しています。
 
1982年にはフルブライト留学経験者により全国各地に「ガリオア・フルブライト同窓会」が設置されるとともに、その調整機関として、「ガリオア・フルブライト同窓会全国理事会」が置かれ、活動してまいりました。
 
2012年のフルブライト・プログラム60周年記念事業を経て、2013年7月には、今後の同窓会活動の一層の活性化、組織強化の観点から「ガリオア・フルブライト同窓会全国理事会」と東京地区の「東京フルブライト・アソシエーション」を発展的に解消し、全国組織の一体化をめざし、新たに地区同窓会をも包摂した「フルブライト日本同窓会」が設立され、活動を推進していくことになりました。
 
1986年にはフルブライト同窓生により、“恩返し”の気持ちから公益財団日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)が設立されました。同財団は同窓生や趣旨に賛同いただいた企業・団体からのご寄付を原資に、両国政府資金に基づくフルブライト奨学金を補完する形で、日米の現役フルブライト留学生を資金援助しています。発足以来約35年の間に支援した財団奨学生は500名を超えました。同財団は2011年には新しい公益財団法に基づく公益財団法人としての認定を取得し、寄付優遇税制の恩典を受けています。

当同窓会は会員相互の親睦を深め、会員の経験・情報をもとにより一層の啓発をはかり、日米親善及び相互理解を増進することを目的として活動しております。同窓会の諸活動は会員の年会費によって支えられており、毎年の会費納付や終身会員制度(満60歳以上が対象)の利用をお願いします。
 
当同窓会活動への皆様の格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。

COMING UP! 


フルブライト日本同窓会と日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)の共催によるオンライン・フルブライト公開セミナー開催のご案内です。
参加ご希望の方は、下記の『参加申込』よりお申込みください。
 
【日 時】2024年11月6日(水)18:00~19:30
【講 師】飯野正子氏(1966 Syracuse U.)
(津田塾大学名誉教授、日米教育交流振興財団理事、フルブライト日本同窓会顧問)
【演 題】「津田梅子ー 留学が築いた社会貢献への道」
【参加方法】オンライン(ZOOM)
【参加費】無料
【申込締切』2024年10月30日(水)16:00
 
参加申込
 
 

 
 
   

WHAT'S NEW  


2024年7月12日(金)交詢社倶楽部にて、2024年度FULBRIGHT REUNION(総会・講演会・懇親会)を開催しました。講演会では、尾原蓉子氏を講師としてお迎えし、「私のフルブライト留学記―プロフェッショナリズムの原体験」と題して、ご講演いただきました。
 

 
   
2024年7月9日、オルクドール・サロンTokyoにて第8回ビジネス・プロフェッショナル・フルブライター交流会が開催されました。
 

70周年記念募金の目標達成にたいし、日本国外務省および駐日アメリカ大使館の連名による感謝状が授与されました。
 
2024年6月20日 於:国際文化会館

 
 

2024年6月5日、日本人フルブライト・グランティオリエンテーションは赤坂インターシティにて、壮行会は大使公邸にて開催されました。

 
©U.S. Embassy, Tokyo
 

 
 

ANNOUNCEMENTS


3月

フルブライト・オンライン公開セミナーを開催

2024年度第3回のフルブライトオンライン公開セミナーを開催しました。

「純潔運動、国家総動員、「プラトニック・ラヴ」
(3月19日(火)18:00~19:30  ZOOM:参加者39名)

 
1964年、プラトニックな恋愛映画「愛と死をみつめて」は当時の日本人を熱狂させました。しかし今、この映画のことを知る学生はいません。戦後のある一時期、ごく短い期間だけ存在した「プラトニック・ラヴ」。長い日本の歴史において存在しなかった「純潔」の規範がキリスト教の影響によってもたらされ、戦時中の戦意高揚・詩歌翼賛を経て戦後のプラトニック・ラヴの時代に至る経緯を、東京女子大学現代教養学部国際社会学科国際関係専攻教授・小檜山ルイ氏(2002 SUNY-Binghamton)が比較文化的視点から考察しました。(講演の要約をフルブライト日本同窓会NEWSLETTER NO.37(December2024)に掲載の予定です)
 


12月

東洋文庫ミュージアム・ツアー開催

2023年12月14日(木)、ホスピタリティ・イベント、東洋文庫ミュージアム見学&ランチを開催しました。(参加者26名)
 


11月

フルブライト・オンライン公開セミナー開催

2023年度第2回のフルブライトオンライン公開セミナーを開催しました。
(11月6日(月)18:00~19:30  ZOOM:参加者44名)
 
今回のセミナーでは、名古屋市立大学大学院経済学研究科准教授の坂和秀晃氏(2017 Columbia U.)にご講演いただきました。
 
近年、コーポレート・ガバナンスを巡る議論が、盛んです。この議論には、「企業経営者は、誰の利益を考えて企業経営を行うべきか?」という本質的な問題が内在しています。
株主利益重視型のアングロ・サクション諸国においても、ステークホールダー重視型の日本や大陸ヨーロッパにおいても、会計不正などの企業経営者の行為を防ぐことができませんでした。日本企業のコーポレート・ガバナンスは欧米の投資家・メディアからまだまだ不完全との批判を被っています。今後の日本の企業・経済の成長のためには、どのような考え方の下でのコーポレート・ガバナンスが不可欠か?名古屋市立大学大学院経済学研究科・准教授 坂和秀晃氏(2017 Columbia U.)が、日本に於けるコーポレートの現状と見通しについて、豊富な事例を交えて展望しました。
 


7月

2023年度 FULBRIGT REUNION 総会・講演会・懇親会開催

7月14日(金)FULBRIGHT REUNIONは4年ぶりの実開催となりました。(参加者57名)


2月

フルブライト・オンライン公開セミナー開催

2022年度第3回のフルブライト公開セミナーを開催しました。
(2月17日(金)18:00~19:30  ZOOM:参加者29名)
 
近年、村田紗耶香『コンビニ人間』を端緒として若手女性作家たちの作品が次々と翻訳され、世界的に高い評価を得ています。外国文学の翻訳書籍は好まれないとされる英米圏においても、ここ10年ほど翻訳出版が倍増しています。なぜ今、日本の女性文学が世界の関心を集めているのでしょうか?
今回のセミナーでは、文化庁主催のJLPP(現代日本文学翻訳普及事業)ディレクターを務める佐原亜子氏(1985 U. of Maryland)が、翻訳文学の新たな潮流を、同時多発テロ以降激しく変化する社会情勢との関連から読み解きました。


1月

明治神宮ツアー&ミュージアム見学

1月30日、コロナ禍で中止となっていたホスピタリティ・ツアーを3年ぶりに再開しました。

11月

フルブライト・オンライン公開セミナー開催

2022年度第2回のフルブライト公開セミナーを開催しました。
(11月28日(月)18:00~19:30  ZOOM:参加者24名)
 
世界で進むDX(デジタルトランスフォーメーション)革命に大きく出遅れ、日本の国際競争力は長期の低迷にあります。そのような中、コロナ禍はリモートワークを始めとするデジタル変革を一気に進め、社会の仕組みを大きく変えることになりました。今回のセミナーでは、IT分野のシンクタンク代表を務める関口和一氏(1988Harvard)が、国内外で進むDXとポスト・コロナ時代に向けた日本の課題について、豊富なデータと事例を用いて、俯瞰的な視点から展望しました。


9月

フルブライト70周年記念オンラインイベント開催

フルブライト・プログラム70周年を記念するオンライン・シンポジウムが9月17日午後、開催され、ZOOMとYouTubeでライブ配信しました。「Framing Our Future〜未来を拓(ひら)く〜グローバル化、デジタル化、パンデミックの時代においても変わらぬ国際教育交流の価値」をテーマに、3名のフルブライト留学経験者、藤原帰一東京大学名誉教授(1982 Yale U)、赤津晴子国際医療福祉大学教授(1988 Harvard U)、藤原謙ウミトロン株式会社代表取締役(2011 U of California, Berkeley)がそれぞれ自身の留学経験や海外留学の意義について講演しました。後半では、山辺恵理子都留文科大学准教授・フルブライト日本同窓会常任幹事(2012 Stanford U)がモデレーターとなり、3名がパネルディスカッションを行いました。日本の居心地の良さから思い切って飛び出し、世界中から優秀な学生が集まる米国に留学し、研究や人脈作りに挑戦することの重要性が強調されました。視聴者の様々な質問にも回答いただきました。最後に、飯野正子津田塾大学名誉教授・フルブライト日本同窓会会長(1966 Syracuse U)が挨拶し、閉会しました。
 

   

▼このイベントの模様はYouTubeでアーカイブ配信しています。
YouTube アーカイブ
 


8月

同窓会総会書面決議の結果について

2022年度の同窓会年次総会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により過去2年度に続いて実開催を見送り、総会議事(2021年度活動報告・決算、2022年度活動計画・予算、会則一部改定、役員人事)については書面決議を実施しました。いずれの議案も賛成多数により原案通り可決・承認されました。


7月

天皇皇后両陛下ご臨席のもと70周年記念式典開催

フルブライト・プログラム発足70周年を記念する式典が7月1日夕、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、東京都千代田区の帝国ホテルで開催されました。飯野正子フルブライト日本同窓会会長の開式の辞ののち、天皇陛下よりおことばを賜りました。
天皇陛下は「若い時の海外への留学はとても貴重な経験」と述べられるとともに、ご自身や皇后さまの海外留学体験を「留学先の国の社会や文化について直に知る経験ができたのみならず、自分の国を見つめ直す良い機会になった」とご回想、日米フルブライト交流計画を通じて「人々の相互理解が一層深まり、世界の平和と発展に寄与していくこと」を希望されました。
引き続き、森健良外務事務次官、レイモンド・F・グリーン駐日米国臨時代理大使、岡村直子文部科学省国際統括官がそれぞれご祝辞を述べられました。
式典後、両陛下はフルブライト同窓生代表とご懇談されました。
この式典の模様は、以下のURLおよびQRコードからYouTubeで動画を視聴することができます。
▼URL
https://x.gd/2qVqg(70周年記念式典)
 
▼QRコード

 

 


4月

フルブライト公開セミナー開催

2022年度第1回のフルブライト・セミナーが4月25日夕、オンライン(ZOOM)で開催されました。東京大学文学部教授(英文学)の阿部公彦氏(2008 Columbia U)が「夏目漱石と英語教育」と題して講演しました。参加者は30名強でした。
文豪漱石は小説家として名を成す前は旧制中学・高校や東京帝国大学で英語教師をしていました。阿部教授によると、漱石は「中学改良策」、「語学養成法」など教育学や英語教育についての論文、改善提案もいくつか残しています。これらの著作に基づいて、漱石の英語観や教育論、英語教育に関する提言を詳しく解説いただきました。漱石自身は英語教師としてあまりうまく行かなかったようですが、英語教育に関する考え方や方法論は、当時としてはかなり先進的で、時代を先取りしていたとも言えるとのことです。
本セミナーでは、フルブライト記念財団の奨学生でもあった、中学・高校の英語教師の明海真美さん(2018 Columbia U)にモデレーターを務めていただき、質疑応答が行われました。     
 


1月

フルブライト公開セミナー開催

2022年最初のフルブライト公開セミナーが1月26日午後、オンライン(ZOOM)で開催されました。米国の安全保障戦略の研究者で、日本学術振興会特別研究員の阿部亮子氏(2016 Marine Corps U.)が「アメリカ海兵隊の任務の変容 ― 独立戦争から戦略的競争まで —」と題して講演しました。参加者は40名でした。

11月

ガリオア留学生で日本初の女性外交官、山根敏子の特別展鳥取で開催

1950年にガリオア奨学金を得てU of Vermont(International Relations専攻)に留学した山根敏子(1921―1956)は日本初の女性外交官として活躍されました。生誕100年を迎えた敏子を紹介する特別展が2021年12月26日まで鳥取市歴史博物館で開催されました。
津田英語塾、台北帝国大学で学んだ敏子は1950年、外交官及び領事試験に唯一の女性として合格、ガリオア留学ののち、外務省勤務を経て、ニューヨークの国連日本政府代表部で日本の国連加盟のための活動をしていました。将来を嘱望されながら、日本への帰国途上、搭乗機の墜落事故で死去しました。特別展では敏子の生涯を写真や遺品類で紹介されました。


10月

フルブライト公開セミナーを1年半ぶりに再開

新型コロナのため2020年春から休止していた、同窓会と日米教育交流振興財団の共催によるフルブライト公開セミナーが約1年半ぶりにオンラインで再開されました。再開第1弾として、2021年10月22日夕、椿清文 津田塾大学名誉教授(1983 Northwestern U, 2008 Columbia U)がジャズに関する講演を行いました。約40名が参加、大変好評でした。


9月

同窓会総会書面決議の結果について

2021年度の同窓会総会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により前年度に続いて実開催を見送り、総会議事(2020年度活動報告・決算、2021年度活動計画・予算、2021年度役員体制)については書面決議を実施しました。いずれの提案も賛成多数により原案通り可決・承認されました。


8月

内科医三木英司氏が健康法に関する著作を出版

フルブライト同窓生で、90歳の現役内科医、三木英司氏(1964 Harvard U)が、著作『今こそ「養生学」!』(文藝春秋企画出版部)を出版されました。貝原益軒などの先達の教えを踏まえて、賢く健康に生きるための「養生学」を提唱し、‟慎む“、‟考える“、‟鍛える“という三つの切り口で健康法を具体的に説明しています。ご自身が毎日実践している腰痛体操のほか、時差ボケ解消法なども紹介しています。本書は三木氏の自叙伝、糖尿病を中心とする医療の発展史の色合いも濃く、フルブライト留学したハーバード大学付属ジョスリン糖尿病研究所での珍しい動物実験や、日本を代表して参加したWHOの糖尿病による血管障害の国際比較研究プロジェクトについても詳しく述べています。現下の新型コロナ・ウイルスの感染拡大についても考察しています。

 


8月

同窓会年次総会、昨年に続き実開催を見送り

フルブライト日本同窓会は例年、夏に年次総会を開催していますが、新型コロナの感染拡大に伴い、2021度は前年度に続いて実開催を中止することとしました。総会議事(活動実績・計画、決算・予算、役員人事など)については前年度に続いて、議決権を有する会員を対象に書面決議を実施する予定です。ご理解をお願いいたします。
 


6月

ノーベル賞化学者 根岸英一氏ご逝去

(写真: 60周年シンポジウムにて)

フルブライト同窓生(1960 U of Pennsylvania)で2010年にノーベル化学賞を受賞された米国パデュー大学特別教授 根岸英一氏が去る6月6日、インディアナポリスで逝去されました。85歳でした。旧満州国出身、東京大学工学部卒業、帝人㈱在職中、ペンシルヴェニア大学にフルブライト留学、有機合成化学の博士号を取得。“根岸カップリング”と呼ばれる有機化学分野での研究成果でノーベル化学賞を受賞されました。文化功労者、文化勲章受章。2012年にはフルブライト・プログラム60周年記念公開シンポジウムに参加いただき、「未来へのメッセージ~フルブライト留学からノーベル賞受賞、そして、いま~」と題して基調講演をしていただきました。心より哀悼の意を表します。

 


4月

津田塾大学名誉教授椿清文氏がジャズに関する著作を出版

フルブライト同窓生で津田塾大学名誉教授、(公財)日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)副理事長の椿清文氏(1983 Northwestern U)が、このほどジャズに関する著作『半分満たされたグラス ジャズとシグニファイイング』(春風社)を出版されました。アメリカの黒人が生み出した、大衆文化を代表するジャズについて、シグニファイイング(修正)という概念を用いて特徴を分析し、その魅力と世界中に広がった影響力を説き明かしています。多くの著名ジャズミュージシャンを紹介、格好のジャズ入門書ともなっています。昨年3月に予定していた椿氏のジャズに関するフルブライト・セミナーは、新型コロナのため無期延期を余儀なくされましたが、2021年10月22日にオンラインにて開催することができました。

 


 2月

 楽天・三木谷会長 兼 社長、フルブライトに大口寄附  

楽天株式会社の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は2021年2月3日、米国大使館主催のオンライン・セミナーに登場し、その中でフルブライターで神戸大学経済学部教授などを歴任したご尊父の故三木谷良一氏(1959 Harvard)を記念して、フルブライト・プログラムに9,000万円の寄付をすることが発表されました。この寄付は(公財)日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)に対してなされ、日米教育委員会(JUSEC)を通じて、2021年度から3年間にわたり、毎年5~6名の日本人フルブライト大学院留学生に「フルブライト・三木谷記念奨学金」として支給されます。セミナーの中で、三木谷氏は父親の思い出を語るとともに、自らもハーバード・ビジネス・スクールへのMBA留学により、グローバルな視野を身に付け、留学経験がその後のビジネスマンとしての人生に大きな影響を与えたことを強調しました。 

 

8月

同窓会総会書面決議の結果について

2020年度の同窓会総会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により実開催を見送り、総会議事(2019年度活動報告・決算、2020年度活動計画・予算、役員人事)については書面決議を実施しましたが、いずれの提案も賛成多数により原案通り可決・承認されました。
 


 

6月

同窓会総会実開催見送りについて

 

                                             フルブライト日本同窓会
                                                        会長 飯野 正子

 
 例年7月に同窓会の年次総会・講演・懇親会を開催しておりますが、新型コロナウイルスの影響に鑑みまして、誠に残念ではございますが、今夏の総会の実開催は見送りとさせていただきたいと存じます。
 
例年、総会でご報告、ご承認いただいている同窓会の事業報告・決算、事業計画・予算、役員人事などにつきましては、その適切な扱いを同窓会役員の皆さまとご相談したいと考えております。
 
また、例年、総会のご案内とともにお送りしている年会費の納付書や(公財)日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)へのご寄付のお願いにつきましては、後日、別途ご連絡申し上げます。
 
一日も早くまた皆さまとともに集い、安心して交流を深めることができる日が訪れますことを、心から願っております。
皆さまにはくれぐれもご自愛いただきますよう、お祈りいたします。
 
以上
 


2月

米フルブライト対外奨学金委員会Bleich名誉委員長と面談

世界160余国とのフルブライト留学プログラムの監督、留学生審査を行う米国のフルブライト対外奨学金委員会(FFSB)の委員長を2017年から3年間務め、このほど名誉委員長に就任したJeffrey Bleich氏(元駐オーストラリア米国大使)が来日し、2020217日に文部科学省大臣官房国際課の山口敬一人物交流専門官、Matthew Sussman日米教育委員会(JUSEC)事務局長、文野千年男日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)理事長、松原実穂子NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストなど日本側フルブライト同窓生、米側現役フルブライト留学生らと面談しました。Bleich氏の来日は1年ぶりで、フルブライト留学プログラムを巡る米国の最新の動向や日米双方の課題、日本の同窓会や募金活動などについて活発な情報・意見交換を行いました。
 

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1月

新年セミナー・懇親会開催

日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)とフルブライト日本同窓会の共催によるセミナーと懇親会が2020124日夕、東京・永田町の永楽倶楽部で開催されました。東京大学大学院総合文化研究科教授の古城佳子氏(1984 Princeton U)が「多国間主義の行方:トランプ政権の経済外交と日本」と題して講演しました。トランプ政権の下で、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、イラン核合意からの離脱やWTO(世界貿易機関)の軽視など、国際協調が大きく後退し、二国間アプローチに力点が移る現状を解説するとともに、日本はあくまで多国間アプローチを重視し、その実現にイニシアチブを発揮していくことが国益にもかなうとの考えを強調されました。講演後、懇親会を催し、同窓生を中心に幅広い世代の約50名の参加者が親しく賀詞交歓やネットワーキングを行ないました。
 
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12月

米側フルブライターと国立劇場「Discover文楽」で交流

日本にフルブライト留学中の米国人グランティとの交流イベントとして、20191214()夕、米側グランティ、日本側同窓生、日米教育委員会(JUSEC)関係者など約30名が、東京の国立劇場(千代田区隼町)で開催された外国人のための文楽鑑賞教室「Discover BUNRAKU」に参加しました。英国人の文楽研究者による、分かりやすい人形浄瑠璃の紹介・解説ののち、近松門左衛門作「平家女護島」(俊覚)の公演を英語字幕付きで鑑賞しました。文楽を見るのは初めてという方が大半で、大変好評でした。終演後、参加者有志で懇親の時を持ちました。
 

  

 

 

11月

FP65募金達成に日米教育委員会から感謝状

日米教育交流振興財団がフルブライト日本同窓会の協力を得て20173月から進めていたフルブライト・プログラム65周年(FP65)記念募金(発起人代表 橋本徹みずほフィナンシャルグループ名誉顧問、FP65募金実行委員長 今関源規同窓会副会長)は20199月末に終了し、個人募金、企業・団体募金を合わせて、目標の1億円を上回る総額12,831万円を達成しました。この成果に対して、1126日、フルブライト留学制度の運営主体である日米教育委員会(JUSEC)のCarolyn Glassman委員長(駐日米国公使)より財団の文野千年男理事長らに感謝状が授与されました。募金で集まった資金は財団を通じて、日米の現役フルブライト留学生への奨学金として活用されます。
 

 
 

 

9月

米国人フルブライト・グランティ歓迎レセプション

2019年度の米国人フルブライト・グランティの歓迎レセプションが911日夕、日米教育委員会(JUSEC)の主催で都内のホテルで開催されました。来日したばかりの米側の留学生や日本の大学で教鞭をとる先生方など新グランティ約30名とその家族を歓迎するため、米国国務省、米国大使館、JUSEC、フルブライト日本同窓会、日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)、日本側受入れ機関の関係者などが多数出席、100名余の盛大な会合となりました。米国国務省、文部科学省、グランティ代表の挨拶に続いて、フルブライト日本同窓会の飯野正子会長がご自身の留学体験を交えた挨拶と乾杯の発声をしました。その後、懇親会に移り、新グランティをはじめ出席者の間で親しく交流を行ないました。
 
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7月

FULBRIGHT REUNION 2019
◆総会・講演会・懇親会◆

フルブライト日本同窓会の2019年度年次総会・講演・懇親会が722()夕、銀座の交詢社倶楽部で盛大に催されました。講演では経済学者の浜田宏一 イェール大学名誉教授(1962 Yale U)が「フルブライト留学の経験から日本の教育を考える」と題してお話されました。懇親会では飯野正子同窓会長、ご来賓の文部科学省 大山真未国際統括官、米国大使館 Carolyn Glassman公使のご挨拶ののち、同窓生を中心に100名近い参加者が親しく懇談しました。今年から米国にフルブライト留学する学生のうち、6名が参加し、皆の前で紹介されました。

    
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6月

日本人フルブライト・グランティ オリエンテーション&壮行会

2019年度の日本人フルブライト・グランティのオリエンテーションと壮行会が6月14日、東京・六本木の国際文化会館で開催されました。オリエンテーションでは、フルブライト日本同窓会の和田昭穂副会長兼事務局長代行が、同窓会の活動や同窓生によって設立された日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)の奨学金制度について説明しました。引き続き、レセプションが行われ、米国大使館のキャロリン・グラスマン広報・文化交流担当公使、文部科学省の大山真未国際統括官の来賓挨拶、新グランティ代表の挨拶、フルブライト日本同窓会の飯野正子会長による乾杯ののち、フルブライト留学に向けて意欲と希望に溢れる多くの新グランティとの懇談・交流が行われました。
 
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3月

第7回ビジネス・フルブライター交流会

7回目となるビジネス・フルブライター交流会が 319()夕、東京赤坂のアークヒルズクラブで開催されました。 1950年代に留学した大先輩から 2000年以降の若手まで、ビジネス界や法曹界で活動するフルブライト同窓生など 20名が集まり交流しました。小島国際法律事務所代表パートナーの小島秀樹弁護士( 1977 Southern Methodist U)に講演いただくとともに、参加者同士活発に情報交換などを行ないました。司会は今関源規同窓会副会長 (2000 Wharton School, U of Pennsylvania)、開会挨拶は文野千年男フルブライト記念財団理事長 (1968 Columbia University)、閉会挨拶は Matthew Sussman日米教育委員会( JUSEC)事務局長が行いました。
 
 

 

2月

米フルブライト・スカラシップ・ボードBleich議長と面談

世界各国とのフルブライト留学プログラムの監督、留学生審査を行う米国のJ. William Fulbright Foreign Scholarship Boardの議長を 2017年から務める Jeffrey Bleich氏(元駐オーストラリア米国大使)がこのほど来日し、 2019219日に Carolyn Glassman駐日米国公使(文化交流担当)、 Matthew Sussman日米教育委員会( JUSEC)事務局長のほか、文野千年男日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)理事長、和田昭穂同財団副理事長兼フルブライト日本同窓会副会長など日本側フルブライト関係者と面談しました。フルブライト留学プログラムの現状と課題、日米に於ける奨学資金拡充の方策、日本の同窓会や募金活動などについて活発な情報・意見交換を行いました。 Bleich議長から日本の同窓会活動や同窓生等の寄付に基づく財団のフルブライト留学生支援事業を高く評価するコメントがありました。
 
 
 

 

1月

◆フルブライト講演会・新年会の開催◆

フルブライト日本同窓会と日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)の共催による講演会・新年会が2019117日夕、東大本郷キャンパス内の山上会館で開催されました。米側フルブライト同窓生(1982年 東大)で米国大統領府通商代表部代表補代理、エアバスジャパン社長などを歴任したグレン S.フクシマ米国先端政策研究所上席研究員が「2019年のアメリカ政治と日米関係を占う」と題して講演、中間選挙後のトランプ政権の動向、日米、米中などの対外関係、次期大統領選に向けた民主党候補選びの状況など、ワシントンからの最新の情報・分析を披露していただきました。講演後、フルブライト日本同窓会の新年会を催し、幅広い世代の約60名の同窓生が賑やかに懇談や近況の交換を行ないました。
   
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9月

◆米公使邸若手同窓生の集い◆

 
米国大使館の主催で 9月 20夕、最近6年間( 2012-2017年度)にフルブライト留学した若手同窓生の集いが駐日米国首席公使邸で開催されました。ジョセフ・ M・ヤング首席公使の歓迎スピーチ、若手同窓生を代表して弁護士の塩川泰子さんの挨拶、日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)の文野千年男理事長の音頭で乾杯ののち、歓談・交流の時を持ちました。若手同窓生同士お互いのフルブライト留学経験や現在の研究や仕事について活発に情報交換を行ない、素晴らしいネットワーキングの機会となりました。
 
 
 

 

 ◆American Grantee's Welcome Reception◆

2018年度の米国人フルブライト・グランティの歓迎レセプションが9月12日夕、日米教育委員会(JUSEC)の主催で都内ホテルで開催されました。来日したばかりの米側の大学院生や日本の大学で教鞭をとる予定の先生方などグランティとその家族40名ほどが招待され、フルブライト日本同窓会、日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)の代表者も出席しました。文科省、米国大使館の来賓挨拶の後、文野千年男理事長が乾杯の音頭をとり、グランティらと楽しく歓談しました。
 
 
 

7月

7月17日に開催いたしましたFULBRIGHT REUNION 総会の写真は会員ページの『写真ギャラリー』に掲載中→写真ギャラリー

 

 

5月 

◆来日した米側フルブライト留学監督機関メンバーと面談◆

 
世界各国とのフルブライト留学プログラムの監督、留学生審査を行う米国のJ. William Fulbright Foreign Scholarship Boardのメンバーを2016年から務めるSam Brown氏がこのほどAlison夫人とともに初来日し、2018年5月8日に文野千年男フルブライト日本同窓会会長、飯野正子日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)理事長らと面談しました。フルブライト留学プログラムの現状や日米それぞれの同窓生活動について意見交換を行い、その中で、Brown氏から日本のフルブライト留学経験者の活発な同窓会活動や同窓生等の寄付に基づく財団の留学生支援事業を高く評価するコメントがありました。
 

   
 

 

2月

 

開催◆

 
 
頭書イベントが若手のフルブライト同窓生有志により2018年2月17日(土)東京・六本木の政策研究大学院大学で開催され、多くの聴衆が集まりました。
TEDは米国で結成された非営利団体で、「広める価値のあるアイディア」をインターネットを通じて発信する運動を展開しています。
今回は“Connect the World”をテーマに、日米の若手フルブライト留学経験者やフルブライトの大先輩である明石康・元国連事務次長、榊原英資・青山学院大学特別招聘教授(元大蔵省財務官)など合わせて8名のスピーカーが交代で登壇し、それぞれの仕事や研究、留学、人生体験に基づく意見や主張を10数分ずつ語りました。
スピーチの合い間にはランチ交流会が開かれ、スピーカー、聴衆の活発な交流が行われました。若い時に留学し、視野を広げ、相互理解を深めることの重要性が強く伝わるイベントでした。
イベントの模様は今後、ホームページ  http://tedxfulbrighttokyo.weebly.com/、Facebook、YouTube等で公開される予定です。
 
 
    
 榊原英資 氏 (U. of Pittsburgh, 1966)      明石康 氏 (U. of Virginia, 1955)           
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